速水の眼

2023-02-02 介護M&Aコラム Vol.20

【速水の眼】介護ビジョン3月号に対談記事が掲載されます

先日、日本医療企画の業界誌「介護ビジョン」の企画で、株式会社ソラスト(以下、「ソラスト」)の谷山執行役員と対談してきました。

谷山様とは、7年ほど前に川崎市のデイサービスの譲受けのお問合せをいただいたことがきっかけで、ソラストがまだ上場される前からお付き合いさせていただいております。

川崎市のデイサービスは定員30名で、譲渡案件としては当時非常に人気となり、多くの方より譲受けのご希望をいただきました。その中で3社にトップ面談に進んでいただきましたが、ソラストもその内の一社でした。

ご自身の施設に非常に思い入れをお持ちの売り手様ご夫婦で、相手が大手企業であっても慎重に見極めをされていましたが、決め手となったのが、奥様がご自身で送迎をされていた時にたまたますれ違ったソラストの送迎車の運転手の方が、とても楽しそうにされていたというご記憶でした。日々の何気ない瞬間も楽しく勤務されている会社であれば、自身の施設のスタッフを譲り渡しても、幸せになれるのではという配慮でした。

実際、今回の対談でも谷山様は、全職員を対象に毎年行うアンケートで、「ソラストグループで働きたい」と回答するスタッフの比率をもっと上げていきたいと、会社として従業員満足度の向上に取り組まれていると仰っていたのが印象的です。

対談のあと、ソラストのキャリアセンターも見学させていただきましたが、離職率の高い介護業界において、自己研鑽のできるキャリアセンターの設置や、IT化による業務効率化など、スタッフのキャリア形成や働き方改革に真正面から取り組まれていると感じます。

以前、介護業界の先行き不安でご相談いただいたグループホームのオーナー様をソラストにご紹介した際も、人に投資をするソラストの姿勢に感銘を受け、ご自身の目指されていたことを既に体現されている会社であれば、事業の継続、そして更なる発展が見込めるとして、譲渡を決断されました。

人への投資をする会社かどうか?これは、大事な事業を譲り渡すお相手を決めるに当たって、一つの判断基準になるのではないかと思います。

弊社では、約10,000社の譲受け候補企業の中から、なるべくご希望にそったお相手候補をご紹介しており、譲渡または譲受を迷われている経営者の方には、少しカジュアルな面談も実施させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。

【速水の眼】介護ビジョン3月号に対談記事が掲載されます

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